認知症予防のコグニサイズ

現在、 65 歳以上の高 齢者は国内で4人に1 人。認知症の方は 460万人、軽度認知 障害(MCI)の方は 400万人で、それぞ れ今後も増加する。

大府市健康増進課で は、国立長寿医療研究 センターと協力して、 MCIの方々の認知機 能の維持・向上に役立 つ活動を行なっている。

今回、大府市健康文 化部健康増進課の近井 美央さんと、国立長寿 医療研究センタ ー予防老年学研 究部健康増進研 究室室長 土井 剛彦先生にお話 を伺った。

大府市南に位 置する国立長寿 医療研究センタ ーと大府市は、 同センターが認 知症予防のため に開発した『コ グニサイズ』 (コグニション =認知とエクサ サイズ=運動を 組み合わせ、脳 とからだの機能 を効果的に向上 させる)を広く市民の皆さんに広める ために、市内3か所の 公民館で健康長寿塾と して活動しているが、 現在、新型コロナの影 響で高齢者が定期的に 集まって交流する場を 作ることを中断してい る。

その代わり、大府市 民の方は大府市役所健 康増進課よりコグニサ イズのDVDの貸し出 しが可能。(市外の方 は要相談☎0562│ 47│8000) また、立って運動す るのが難しい方のため に同センターが開発し た『コグニバイク』が 4台、大府市保健セン ターに設置されており、 6月下旬以降には予約 制で利用再開できる。

大府市では7月2日 から同センターと協力 して、認知症・フレイ ル予防に特化した「プ ラチナ長寿健診」を、 また大府市歯科医師会 と協力して、噛む力・ 飲み込む力を調べる 「食べる機能健 診」を開催する。

土井先生は、 「大府市は、高齢 者の皆さんの健康 に対する意識が高 い。皆さんが自分 ごととしてしっか り捉えていてくれ る。大府市だけで なく他の市町の皆 さんにも研究成果 を地域の保健事業 等にご活用頂けた ら幸いです」と、 話してくれた